燃焼室内全体で焔がもやもや燃える動揺する焔が焔に勢いがない揃わない赤火(不完全燃焼)吹き消し(着火不良)逆火技術資料TECHNICAL DATA 574❶一次空気孔が小さい。❷焔孔の総面積がノズルの孔径に比べて小さい。❸ノズルの位置が悪い。❹ノズルの方向がくるっている。❺ノズルの外径が太過ぎる。❻混合管が細い。❼混合管が途中でつぶれている。❽混合管と火口との接続部分が細くなっている。❾混合管が長過ぎたり曲りくねっている。❿ガスの圧力が低い。⓫焔孔の総面積に対してノズルの孔径が大き過ぎる。⓬焔孔がくっつき過ぎている。⓭バーナーと被加熱物(例えば、鍋)とがくっつきすぎる。⓮二次空気の流入と排気が悪い。❶一次空気が多過ぎる。❷軽いガスが最初に出てくる。❸空気が混ざっている。❹ガスの圧力が高過ぎる。❺混合管が短い。❻混合管が太過ぎる。❼焔孔総面積が小さい。❽焔孔にバリが残っている。❾焔孔の縁の肉が薄い。❶一次空気の量が多過ぎる。❷焔孔総面積が大き過ぎる。❸混合管が短か過ぎる。❹混合管が太過ぎる。❺焔孔の形が悪い。❻ガスの出方が悪い。❼コックを細くしぼると逆火する。❶赤火となる寸前の状態で、つまり主として焔孔総面積がやや小さ過ぎる。❷逆火を起す寸前の状態で主として焔孔総面積がやや大き過ぎる。❸混合管の末広がりの度合が大き過ぎる。❶焔孔のあけ方が揃っていない。❷火口のパイプが細い。二次空気が不足❶ガスの圧力が不安定で浮動する。❷バーナーに風があたる。❶一次空気孔の大きさを大きくする。❷(ア)各焔孔を直径2.5〜3.0mm程度にまで拡大する。 (イ)焔孔の個数を増す。 (ウ)焔孔をよく掃除する。❸(ア)ノズルの先端と混合管のスローとの位置を調節する。 (イ)ノズルの先端が一次空気孔の中央より少し手前にくるようにする。❹ノズルを混合管の中心に置きノズルの方向を混合管の方向と一致させる。❺ノズルの外径を細くとがらせて混合管の吸込口に近づける。❻混合管を太いものと交換する。❼混合管を交換する。❽混合管は末広がりになるような形にする。❾混合管を適当に短くする。しかし混合管の太さが十分にある場合には長さや曲り方はあまり問題にならない。❿マノメーターで使用中の状態でガスの圧力をはかり水柱250〜300mm程度になるようにする。ガス圧力が低い原因としては (ア)配管が細くて抵抗が大きい。 (イ)圧力調整器の不良。 (ウ)コック類がつまりかかっている。 (エ)ガスが残り少なくなっている。 (オ)ガスの圧力を高くする。⓫小さいハンマーでノズルの先端を叩き孔径を小さくする。しかしガスの流出量が減る結果熱出量が少なくなる。⓬焔孔の間隔が狭すぎると二次空気が不足する。間隔は最低一列の時は4〜5mm、二列の時は8〜10mm位が必要。三列以上は好ましくない。⓭焔の先が被加熱物にわずかに触れる程度までバーナーを離す。⓮二次空気の入口はバーナーの火口より低い位置に、排気口はなるべく高い位置にあける。❶一次空気孔をダンパーで適当にふさいで調節する。❷新しいガスを交換した時に起こる現象で、暫く一次空気孔を適当にふさいで使用する。❸始めに配管やホースの中の空気がガスと混じって出てくる場合は、ガスを少し放出してやれば間もなくなおります。❹マノメーターを使ってガスの供給圧力を調べ、規定の圧力(水柱280±50mm)になるよう圧力調製器をなおす。❺混合管を長くする。❻混合管を適当な太さのものと交換する。しかし太くても長くしたり、曲げたりしてガスと一次空気がよく混合するようにすればよい。ただし、ノズルから少くとも直径6倍の部分は直線状。❼(ア)各焔孔の直径を大きくする。 (イ)焔孔の数をふやす。❽焔孔のバリはきれいに取除き各焔孔をそろえる。❾焔孔の縁の肉厚は、焔孔の直径の3倍位ある方がよい。❶一次空気孔をダンバーで適当にふさぐ。❷(ア)各焔孔の直径を小さくする。 (イ)焔孔の数を少なくする。❸混合管の長さを適当にする。❹混合管は少しぐらい太くても、長いか、曲がっていればガスと空気との混合がよくなるので差支えない。ただし、ノズルから少くとも直径の6倍の部分は直線状。❺焔孔の縁の肉厚を厚くしたりリボン式やスリット式にすると逆火が起りにくい。❻ノズルやコックや配管内をきれいに掃除する。❼一次空気孔を適当にふさぐ。❶前記「赤火」の項参照。❷前記「逆火」の項参照。❸末広がり型の、つまりベンチュリー式の混合管は、ひろがりの角度が6度以下がよい。直径で言えば出口は入口の1.2〜1.5倍位が適当、但し長さは入口の直径6〜10倍。❶焔孔は同じ大きさ、同じ方向にあけ、バリはきれいに取除く。❷十分な太さのあるパイプを使うか、端のない形、つまりリング型にする。(ア)バーナーの火口と被加熱物との間隔を離す。(イ)二次空気の入口と排気孔をあける。(ウ)別のパイプで二次空気を吹きこんでやる。❶(ア)圧力調整器が不良。 (イ)ガスが残り少なくなっている。❷バーナーに風があたらないように囲いを設ける。特に一次空気孔に風が直接あたらないようにする。症状原 因修 理バーナーの故障の原因とその修理法
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